Line マンガすごい
最近 Line マンガを使ってるんだけど、このアプリはすごい。
いやまぁ何がすごいかというと、Line マンガには拡大機能というのがついてる。この拡大機能が本当にすごい。
拡大っていうと、特定の部分をズームアップするようなものを連想すると思うけど、 Line マンガの拡大は、仕上がり線にアジャストするように拡大する。これのすごさ、おわかりいただけるだろうか。実際の画面を見ていただかないと、上手に伝わらないのがもどかしい。
多分 Line マンガを作った人はすごくすごく漫画と電子書籍を勉強したんだと思う。仕上がり線の外側というのは、たしかに言われてみれば裁ち落とし線の外側のようなもので、実際紙面で映えることの少ない領域ではある。指で隠れてしまったり、本の綴じで潰れてしまったりと散々だ。特の本のとじはどうしようもないから、大抵の漫画家は綴じ側に書き込みをしない。
でも電子書籍に綴じはないから、両面見開きで読んでると真ん中がすごくすかすかするし、片面ずつで読んでても、左右の余白が目に余る。でも、この拡大機能はそれを排除して、ちゃんと漫画を読ませてくれる機能だ。いままでの電子書籍のように、画像のスライドショーではなく、ちゃんと漫画を考えてアプリを作ったんだなって、それがわかる。
それにスマートフォンのような小さい画面での、あの少しの拡大は、それだけで文字の視認性が全然違う。吹き出しの中が、キャラ横の書き文字が、その少しの拡大でちゃんと映える。
僕は Line マンガを作った人はすごくマンガを勉強して作ったんだなって、ちょっと触っただけで思った。
Line マンガすごい。みんなマンガ読むなら今なら Line マンガ一択ですよ。
※追記
はてブで書いてあったけど、綴じ側の所は『ノド』というらしい。前述の綴じ側に書き込みしないのはノド空きと言うんだそうな。勉強になった。ちなみにめくる方は小口なんだって。